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2025.07.12建築材料|インテリア・その他

【手仕事の魅力】既製品にはない味わい。造作建具の良さを見直したい。

 

 

 

最近の住宅づくりでは、

室内に使われる建具(ドアや引き戸など)は、ほとんどが既製品となってきました。

我々オーガニックスタジオ兵庫では造作建具の良さを啓蒙してはいるのですが、

目下続いている物価上昇の影響のもあり造作建具と既製品を混合した提案も増えてている状態です。

 

 

 

確かに既製品は品質が安定していて納期も早く、

コストも抑えられるため、家づくりの現場では非常に便利な選択肢です。

でも私たちは、それでもやっぱり造作建具(オーダーメイドの建具)を残していきたいと考えています。

今回は造作建具について少しお話出来れば思います。

 

 

 

 

 

家づくりの仕事に携わって早二十数年に、
現場監督~スタートしたキャリアも、
営業、設計、アフターメンテナンス、工務店経営と、
日々学びながらより良い家づくりを実現するために奮闘中!!

 

 

ご興味のある方は過去ブログも
遡って読んでいただければ大変嬉しいです!!!

 

 

 

空間にフィットする、たったひとつの建具

 

 

造作建具の魅力は、何といってもその家にぴったり合うこと。
天井の高さや窓の配置、隣接する部屋のつながりを考えながら、

1ミリ単位で設計された建具は、空間に自然と馴染み、暮らしにストレスを与えません。

 

 

「なんとなく気持ちいい」

 

そんな感覚があるのは、細かい寸法や素材の質感が整っているからこそなんです。

 

 

 

 

 

 

 

素材の温もりと経年美化。

 

 

既製品では出せないのが、素材の風合いと経年変化の楽しさです。

 

 

例えば無垢材で作った扉は、

時間が経つごとに色が深まり、

木肌が柔らかくなっていきます。

 

 

使い込むほどに味が出て、

「暮らす楽しみ」を感じさせてくれるんですね。

 

 

 

触ったときの感触、

 

閉めたときの音、

 

ふとした瞬間の木の香り。

 

住んでから気づくような、

五感で感じる心地よさが、造作建具にはたくさん詰まっています。

 

 

長く住むからこそ、

「これにしてよかった」
家というのは、建てて終わりではなく、住んでからが本番です。

 

 

お引渡しから数年経って、

施主さまから「この建具、すごく気に入ってます」とお声をいただくことがあります。

 

日々の生活の中で触れる機会の多い建具だからこそ、

満足感がじわじわと増していくんですね。

 

 

手仕事の価値を、未来へつなぐために
合理化が進む住宅業界の中で、

造作建具のような「手の跡が残る仕事」は、

だんだんと減ってきています。

 

 

でも、そこには確かな価値があります。

私たちはこれからも、必要なところにはしっかりと造作を残しながら、

職人の技やこだわりをお客様の暮らしにつなげていく工務店でありたいと思っています。

 

 

造作建具に興味のある方、もっと詳しく知りたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

 

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