先日、兵庫県神戸市西区で計画中の「セルフビルドハウス」の地鎮祭を実施しました。
今回、家の特徴を特徴を一言で言い表すと「セルフビルドハウス」というのがピッタリの可変性の高い間取りプランとなっています。
生活スタイルの変化にあわせてセルフビルトをしながら家を成長させていくことがコンセプトです。
可変性が高いからこそ、家の基本性能である耐震性・耐久性や気密・断熱性などにはこだわった性能になっています。
地鎮祭では関係者一同で集まり工事安全の祈願を行いました。
夏の竣工に向けてしっかりと準備していきたいと思います。
可変性の高い間取りとはどういったものなのでしょうか?
家の間取りは、今の暮らし、5年後、10年後、将来どの様な暮らしを家でしていくのかを想像しながら考え抜いて決めていくことが大切です。
家を建てる際、最良だと考えていた間取りプランも、子供の成長や自分たちの生活スタイルの変化によって使い古された使いづらいプランになることもあり得ます。
根幹の変わらない部分については、使い勝手の良いように設計し、
将来での使い方が不透明な部分については、可変性をもたしたプランとすることが、将来家にかかるコストを抑えるポイントなのではないでしょうか?
今回の物件は、家を竣工で完成として考えるのではなく、
暮らしの中で必要な部分をお施主さん自身のセルフビルドしながら家を必要に応じて造り上げていきます。
自由度の高いオープンな間取りで、5年後、10年後どうのように家が変化してくのかが楽しみでもあります。
自由度の高い間取りだからこそ、
家の性能というのが大事になってきます。
基本は後から新築同様の性能を出すことが難しい構造の耐震性・耐久性であったり、
家の温熱性能といったところは妥協なく、最初の段階でしっかりと施工しておくことが、
オープンな間取りでも地震に強く、寒くない家へと繋がるのです!
自分たちにあった暮らしを実現するために、
可変性をもたした自由度の高いプランは、
将来必要となってくるリフォームを最小限に抑えることができることが可能になるかもしれません。
自分たちにあった住まい方を考えてみましょう!