最近、少し暖かくなってきたこともあり、
私のランニングコースの一つが、
神戸の海沿い、
海沿いを走っていると、
家づくりの仕事に携わって早二十数年に、
現場監督~スタートしたキャリアも、
営業、設計、アフターメンテナンス、工務店経営と、
日々学びながらより良い家づくりを実現するために奮闘中!!
ご興味のある方は過去ブログも
遡って読んでいただければ大変嬉しいです!!!

それが「ホテル セトレ神戸・舞子」のチャペルです。
ランニングの途中で何気なく見上げたその建物が、
ライトアップされていたので立ち止まってしまいました。
実はこの建物、建築好きの方の間では有名な建築です。
このチャペルを設計したのは、建築家の芦澤竜一さん。
安藤忠雄建築研究所出身で、大阪を拠点に活動する建築家です。
住宅やホテル、
商業施設などを多く手がけており、
「
一般的な結婚式場というと、
・豪華な装飾
・シャンデリア
・大理石
など、建物そのものが主役になっていることが多いですが、
ここでは「建築が主役ではなく、景色が主役」です。
祭壇の先には
海
空
そして明石海峡大橋が広がります。
つまりこの空間は、
建築的に見ると、
フレームを極力シンプルにして、
住宅設計でもよく使う考え方ですが、
「視線の抜けをつくる設計」ですね。
バージンロードを歩いていくと、
視線の先には海と空が広がる。
つまり
未来へ向かって歩いていくような演出
にもなっています。
さらに面白いのは、光の使い方です。
チャペル内部は少し落ち着いた明るさにして、
人の目は自然と明るい方へ向くので、
ランニング中に見た夜のライトアップも、
建築家として見ると、
この建物の一番面白いところは「
派手なデザインや装飾ではなく、
・景色
・光
・空間の奥行き
これらを活かしている建築です。
住宅でも
・窓の配置
・視線の抜け
・光の入り方
こういった設計で空間の気持ちよさは大きく変わります。
性能やデザインだけでなく、
暮らしの中で心地よく感じる空間をどうつくるか。
改めて考えさせられる建築でした。