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2025.12.13雑記|建築探訪

大型分譲地と街並みの「個性」について

 

 

 

 

いつもの散歩コースで感じたこと。

 

 

 

 

今年挑戦したフルマラソンの影響もあり、

最近は散歩が趣味となりつつあります。

 

 

 

 

家づくりの仕事に携わって早二十数年に、
現場監督~スタートしたキャリアも、
営業、設計、アフターメンテナンス、工務店経営と、
日々学びながらより良い家づくりを実現するために奮闘中!!

 

 

 

ご興味のある方は過去ブログも
遡って読んでいただければ大変嬉しいです!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近、家の近所にある 大型の分譲地 を散歩コースにしています。

 

 

 

 

 

大手ハウスメーカー5社による条件付きの分譲地で、
区画数もかなり多く、

ちょっとした一つの街が生まれる規模です。

 

 

 

 

歩いていて感じるのは、

さすが大手メーカーだけあって
一棟一棟の仕上げはきれいで、

住宅としての安定感もあるということ。

 

 

 

 

ただその一方で──
同じメーカーが多く建つ特性上、

街並みが画一的になりやすい点が
やっぱり気になります。

 

 

 

 

統一感があると言えば聞こえは良いのですが、
住宅を生業としている身としては、

 

 

 

 

どこか、、、

 

 

 

 

黒川紀章さんの

カプセル建築を思わせるような、
同じ箱がずらっと並んだ光景にも感じてしまい、
少しだけ残念な気持ちがよぎる瞬間があります。

 

 

 

 

町というのは、

本来もっと多様で、
住む人の個性が外観にも暮らし方にもにじみ出て、

それが積み重なることで独自の雰囲気が生まれるもの。

 

 

 

 

でも大規模分譲だと、

どうしても
個より量産性が優先されてしまう部分があり、
街としての豊かさが薄れてしまうように思うのです。

 

 

 

 

 

とはいえ、

ここから住む方々の庭づくりや植栽、
生活の工夫が重なっていけば、
きっと時間とともに

その街ならではの色 が出てくるはず。

 

 

 

 

 

それを静かに見守るのも、

散歩の楽しみのひとつです。

 

 

 

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