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2018.01.23家づくり計画|住宅性能を考える

気密施工管理あっての暖かい家づくり!

 

現場管理のお仕事へ

 

昨日から関西地方も一気に冷え込み日曜日からすると10℃近く気温が下がったところもあったのではないでしょうか?
普段オーガニックスタジオ兵庫では、設計、工事、管理を三位一体で家づくりをさせていただいております。
ただ今回の案件は、時期的な話や立地の兼ね合い、お施主様の熱い想いもあり単独で気密断熱工事の計画と施工指導、管理をさせていただくこととなりました。

 

年末より何度も机上の打合せを繰り返し、今回兵庫県宝塚市の現場が下地の状態になりましたので実地で気密施工の指導へ伺ってきました。
いつもと違った形での仕事となりますが、お施主様を始め、担当設計事務所様、工務店さんからいろいろなご質問を受ける中でまた、新たに気づくこともありオーガニックスタジオ兵庫としても収穫のある案件となりました。

 

気密管理

 

雪もチラつく中、現場の隅々まで確認させていただきました。
事前に詳細打合せさせていただいたので軽微な指摘を数カ所させていただき、断熱施工後の次回中間状態での気密測定を行う予定です。

 

気密施工管理あっての暖かい家づくり

 

どんなに高級な暖かいダウンジャケットを買っても、前のボタンが全開では体は冷えてしまします。
家も同じで性能の高い断熱材を使ったとしても、気密施工が不十分では暖かい家とはなりません。
それどころか中途半端な気密性の良さは壁体内結露や換気が計画通りに出来なかったりといろいろな弊害が起こります。
しっかりとした気密施工の確認作業としてリカバリーのできる中間状態で確認しておくこおとが大切です!

 

気密施工の通信簿「気密測定」

 

気密測定とは現場の隙間を内外の差圧を測って測定する装置です。
実際には、完成時期に行うのが本当の気密測定の数値結果になるのですが、我々は現場の断熱施工+気密シート施工完了時に行うようにしています。
実際の内装ボードなどに隠蔽されてしまう気密シートなどの部分について修繕可能な時点で行うのが最良だと考えるからです。

 

気密測定

 

数値はとても正直なもので残酷なものです。
気密施工は地道で丁寧に施工されていないと数値として証明されてしまいます。
現場担当者や大工さんは自分の仕事が評価されるようで結果がでるまで気持ちが落ち着かないのではないでしょうか?
今回の物件は特にシンプルな外観からは想像出来ないほど複雑な構造です。
次回の気密測定を楽しみにしたいと思います!

 

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