その家に住む数十年という単位で毎日使い続けるトイレ。
一度選んでしまうとなかなか変えることのないトイレ。
プライベート空間だからこそリラックスできる空間にしたいものです。
ひと昔前、トイレというと和式トイレが主流でしたが、
現在では、カタログからその姿を消して一部公共施設でしか見ることがなくなってきました。
私の経験では住宅だとここ十年ほどは、和式のオーダーを受けた記憶がありません。
それほど、使われてないということです!
そんな中、住宅のトイレ事情も日進月歩で進化しており多様化しています。
趣向を凝らした機能、座り心地、素材感などいろいろな要素からトイレを選べるようになってきています。
トイレと言えばTOTOと言われるぐらいの老舗TOTO、LIXIL、Panasonicなど、各メーカー趣向を凝らしたトイレを提案してくれます。
中でもタンクレストイレは、スッキリしたデザインと掃除のしやすさなどが人気で設置個数を伸ばしています。
カッコよくてスタイリッシュなタンクレストイレですが、注意しておかなければいけない問題点がいくつかあります。
【注意点】
1、タンクレスのため水道から直圧で洗い流すため、災害時の断水ではタンクに給水して洗い流すといったような使い方ができず災害に弱い。
2、同様に、水圧が弱い地域、水道管の経によっては、使うことができない場合がある。
(水圧を増してくれる節水ハイブリット式などにすると使用可能ですが上位機種にしかその機能はついておらず結構高額。)
3、多機能になった分、単純なタンク式のものと比較すると基盤等が故障しやすい。
メリットとデメリットを検討して、自分の用途にあったオンリーワンの寛げるトイレ空間をつくってみてはどうでしょうか?