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2016.09.15家づくり計画|住宅性能を考える

快適な住環境を実現するために不可欠なLow-Eガラス!

 

いろいろなバリエーションのある外部建具(サッシ)。

 

外部建具(サッシ)には、アルミ製、木製、半樹脂アルミ製、樹脂製といったものがあり、価格、性能、メンテナンス性、デザイン性など各種でメリット、デメリットがあります。
やはり性能を考えると現在主流となりつつある「樹脂製」が高性能住宅とするためには必須条件となっています。
ただ、これは、サッシの枠に当たるところの素材の選定でその開口部の大面積を占めるガラス部分のことではありません。
いくら、樹脂製のサッシであっても肝心のガラス部分が単板ガラスでは窓の性能は低いものになってしまいます。

 

窓

 

サッシにつかわれるガラスの種類。

 

家の中での断熱的に一番の弱点となるのが、窓(開口部)です。
壁の部分よりはるかに多くの熱が逃げていく窓部分。
まず、この部分を強化することが、温度差のない住空間に近づけるための最もコストパフォーマンスの良い方法です。
ガラスも、単板、複層、トリプルなどガラスの層を増やすことで熱を逃がしにくいようにすることができるのです。

 

熱を反射させるLow-Eガラスの仕組み。

 

Low-Eガラスというのは、特殊金属膜が張られたガラスのことをいい、
夏には窓から入ってくる太陽光を反射させて室内の冷房効果を高め、
冬には室内の暖房エネルギーも逃がしにくくする効果があり今では、多くの家で使われるようになってきました。

 

サッシはその枠の種類、ガラスの種類などによって多種多様の組み合わせがあります。
見た目が同じでもその組み合わせによって大きな性能の差があり、夏暑くない家、冬寒くない家にするためには、まず、窓の選定を正しく行う必要があるのです。

 

Low-E複層ガラスになると、その特殊金属膜を張る箇所によってその効果が違ってきたりします。
次回はその辺を少し掘り下げてお話ししてみたいと思います!

 

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