先日、一昨年に完成した明石市「高窓のある家」に2年点検に伺いました。
竣工より2年が経ちと当時は幼かったお子さんたちの成長の速さに驚かされます!
前回の1年点検より1年ぶりということですが、竣工当初は幼かったお子さんも「このおっちゃん知ってるー」と覚えてくれていたようで一安心。
この1年の間に新たな家族も増え、さらに賑やかさがパワーアップしていました!
住まいの点検は家の維持メンテナンスと共に、住まい手の意見を聞かせていただける貴重な機会です。
既製品である新建材を使った家ではなく、無垢の木材や自然素材を多く使った家です。
張替えを前提としたものではなく、一生もの仕上げ材でつくられた家、住まい手には家に愛着をもって維持メンテナンスを心がけてもらうことで深み味が出てさらに良いものになっていくのではないでしょうか?
今回の2年点検で概ね木材の動きなどは落ち着いてきます。
以降は5年、10年と節目節目で住まい方や使用材料によっての修繕工事の有無や、少し手を入れたほうが良い箇所などを維持メンテナンスしていくことになります。
家の完成がゴールではなく新たな始まりと言ってもいいのかもしれません。
家も人と同じで、定期的に健康診断を行い不調な部分は治療していくことが、愛着をもって末永く快適に暮らすためのコツではないでしょうか?