景気刺激策として実施された日銀のマイナス金利の影響で、さらに経済の先行きが不透明となってきている。
住宅ローンに関しても変動や数年固定といった商品で金利1%大きく下回るようなものも聞くようになってきました。
長期固定金利住宅ローンの代名詞である「フラット35」も前月比で0.06%下がり1.19%という史上最低記録を記録しています。
銀行というのは、金利1%を下回るような金融商品では採算がとれないと言われており、正に超低金利と言ってもいいのではないでしょうか?
銀行にとっては、いつか上がるだろういうことなのでしょうが、今後の動向が気になるところです。
2000年頃のバブル期には、金利6%近くの超高金利で借り入れした金額以上の利息を支払っていたことを思うと夢のような話かもしれませんが、長期で組まれる住宅ローンでは、少しの金利の違いでも大きなインパクトで住宅取得のトータルコストに影響があるのです。
また、この超低金利は銀行などに預けた際の預金利息もほどんどつかないような利息0.025%まで落ち込んでいます。
銀行に預けたところで利子はほぼつかずお金を貯めにくい状況である変わりに、お金を借りるには有利な状況と言えるでしょう。