住宅は省エネのほうが、地球環境にも優しいでするし、何より使うエネルギーが少なくて済みますので日々の光熱費を抑えることができます。
この光熱費というのは、日々の積み重ねで大きな差になっていくものです。
月1万円の違いでも年間にすると12万円、
それを30年間の長期間で見ると、12万円×30年=360万円もの大きな差になっていきます。
住宅を省エネ化することが、地球環境だけでなく家計にも優しいということがわっかっていただけると思います。
住宅を省エネ化するする方法というのはひとつではなく、大きく3つの方法に分けることができます。
①躯体の断熱強化
②設備機器の効率化、再生可能エネルギーの導入
③生活での対応で我慢!
気密断熱施工への深い施工知識が求められるもっとも地道な方法であるが、機器に傾倒しすぎることなく省エネを実現することができる。
ヒートポンプ搭載など高効率化された機器を導入することで省エネを実現する。
太陽光発電設備などの創エネ設備で家で使う分のエネルギーをつくってしまうということもできる。
日本人は我慢を美徳とすることがあります。
ただこと家の寒さついての我慢はヒートショックなどで命を危険にさらす可能性を高めてしまうことにも繋がります。
適度に生活環境を整えることは、健康に長生きするためには必須で、この方法はお勧めしません。
最新型の機械設備などに目を奪われ導入をと思ってしまいがちではありますが、機械ものはだいたい10年前後が寿命であり、購入時期で最もコスパの良いものを選定するのがベストだと考えています。
その上で、後で変えられない部分の基本性能を高めておくことが重要です。
その地域、立地に適した家の形状にし、適切に「断熱性Q値」と「気密性C値」を設定しておくことによって、もしエネルギー事情が将来的に変化したとしても対応できる「夏涼しくて、冬暖かい家」にすることができます。