住宅ローンを借りて家を建築する場合、住宅ローンの審査に通る必要があります。
数千万円のお金を貸す銀行側からすれば、健全な人に貸したいというのは当然のことだと思います。
ですので、銀行側から、どれぐらいお金をかしても大丈夫な人かを審査されます。
また、住宅ローン審査には、「事前審査」と「本申込み」があり、
「事前審査」は、申し込んだ金融機関が実績に基づいて審査します。
これによって、自分の借入れ能力を判断でき、資金計画を現実にあったものにすることができます。
「本申込み」は、各金融機関が提携している保証会社で行われます。
各保証会社の情報は、共有されており、6の「その他借入れ状況」で過去のマイナス情報が原因で審査に落ちることもあります。
住宅ローンの審査時に複数のクレジットカードを持っている場合、キャッシング枠の注意が必要です。
キャッシング枠30万円のカードは、実際に借入をしていなくても、金融情報上は30万円の借入れをしている扱いとなります。
例えば、同じキャッシング枠30万円のカードを5枚所持していた場合、
30万円×5枚=150万円
の借入れをしていると判断されることがあります。
審査前には、キャッシング枠には十分な注意が必要です。
前回のブログで返済比率は住宅ローンの借入れ額の判断指標だとお話をしました。
返済比率とは、本件借入と他の全ての借り入れにかかる年間返済額の年収に対する割合となります。
ここで注意すべきは、「他の全ての借り入れ」というところです。
一番ある多くあるケースが、自動車ローンです。
例えば、車のローンが月々にして25,000円あるとします。
そうなると月々のローンの支払い総額より25,000円引いた金額しか住宅ローンを借りることができません。
金利等条件にもよりますが、数百万円単位で借入れ可能金額が変わってしまいます。
数年の内に住宅建築を検討しているのであれば、車は現金で購入することをお勧めします。
普段より「経済的な信用度」を落とさないように心掛けることが一番重要です!