先日、社内勉強会として
高断熱住宅の結露・カビ徹底対策
を題材に、設計・施工メンバー全員で学び直しを行いました。
高断熱・高気密住宅は、
正しくつくれば非常に快適で健康的な住まいになります。
一方で、納まりや施工の考え方を間違えると「結露」や「カビ」というトラブルにつながりやすいのも事実です。
家づくりの仕事に携わって早二十数年に、
現場監督~スタートしたキャリアも、
営業、設計、アフターメンテナンス、工務店経営と、
日々学びながらより良い家づくりを実現するために奮闘中!!
ご興味のある方は過去ブログも
遡って読んでいただければ大変嬉しいです!!!

今回の書籍では、
・結露
・夏型結露
・通気不良による水蒸気の滞留
・部分断熱改修時の注意点
など、現場で実際に起きた20件以上のトラブル事例をもとに、
原因と対策が図解で整理されています。
特に印象的だったのは、
「断熱材の性能」そのものよりも、
通気層・防湿・納まりの
バランスが崩れたときに問題が起きるという点です。
数値だけを追いかけるのではなく、
空気がどう流れるか
湿気がどこに滞留しやすいか
将来の劣化リスクはないか
こうした見えない部分を想像しながら
設計・施工することの大切さを、改めて再確認しました。
オーガニックスタジオ兵庫では、
「高断熱だから安心」ではなく、
“どうつくるか”“どう納めるか”を大切に家づくりをしています。
今回の勉強会で得た知見は、
・自社仕様のブラッシュアップ
・設計段階でのチェック強化
・施工時の確認ポイント整理
といった形で、
今後の家づくりにしっかり反映させていきます。
住まいは完成した瞬間がゴールではなく、
暮らし始めてからが本当のスタート。
だからこそ、見えない部分ほど手を抜かず、
学び続ける姿勢を大切にしていきたいと考えています。
若手社員にとっても、
「分かっているつもりだったこと」
「なんとなく指示していたこと」
を、あらためて立ち止まって考える良い機会になったのではないかと思います。
なぜこの納まりが必要なのか。
なぜ職人さんにこの指示を出しているのか。
その“理由”を理解したうえで現場に立つことが、
家の性能や耐久性、そしてお施主様の安心につながっていきます。
今回の勉強会は、
若手社員にとっても「知識」と「現場」がつながる、
とても有意義な時間だったと感じています。
今後もこうした学びの場を定期的に設けながら、
チーム全体で家づくりの質を高めていければと思います。