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2025.12.27雑記|建築探訪

渋滞の寄り道で見つけた、歴史建築「チャータードビル」へ。

 

 

 

年末が近づき、休みの日に神戸へ買い物へ。

市街地へ向かう道は車も人も多く、少し渋滞ぎみに。

 

 

 

「年末やし多いねぇ」と奥さんと話していると、

旧居留地の一角に 人が次々と吸い込まれていくビル が目に入りました。

 

 

 

「あれ、何の店なんやろ?」

 

 

「気になるし…せっかく時間あるし行ってみよか」

 

 

 

そんな流れで立ち寄ったのが、チャータードビルでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家づくりの仕事に携わって早二十数年に、
現場監督~スタートしたキャリアも、
営業、設計、アフターメンテナンス、工務店経営と、
日々学びながらより良い家づくりを実現するために奮闘中!!

 

 

 

 

ご興味のある方は過去ブログも
遡って読んでいただければ大変嬉しいです!!!

 

 

 

 

◆ 偶然見つけた歴史建築の魅力

 

 

 

 

あとから調べると、

この建物は 1938年竣工の旧チャータード銀行神戸支店。

 

 

 

 

戦前から残る貴重な近代建築で、

外観をよく見ると低層部はクラシカルな列柱、

上層階はモダンな造りという古典×モダンの折衷様式。

 

 

 

 

建築好きにはたまらないディテールが満載です。

 

 

 

 

◆ 歴史ある「回転扉」に胸が高鳴る

 

 

 

入口の 回転扉 は当時のまま残され、今も現役。

触れると、まさに昭和初期の空気がふわっと漂うような感覚。

 

 

 

 

銀行建築特有の重厚感があり、思わず足が止まります。

 

 

 

◆ 館内には、今も銀行らしさが残っている

 

 

 

内部に入ると、

 

吹き抜けのロビー

 

大理石調の床壁

 

金庫扉の名残

 

 

 

 

など、当時の雰囲気が随所に。

 

 

 

 

現在はカフェ・ギャラリー・セレクトショップなどが入り、

多くの人が気軽に楽しめる場所になっています。

 

 

 

 

 

 

 

「歴史を壊さず、用途を変えて活かす」

 

 

そんな建物の再生が行われているのが素晴らしい。

 

 

 

 

 

◆ 工務店として感じた 残す価値

 

 

 

昭和初期のRC造というだけでも価値がありますが、

外観意匠を残し、

内部を現代の使い方に合わせていく手法は

私たち工務店の仕事とも通じる部分があります。

 

 

 

 

壊して新しく建てるだけでなく、

残して活かす → 街の魅力になる

この考え方は、家づくりにも街づくりにも大切。

 

 

 

 

◆ 神戸にも、まだまだ知らない宝物がある

 

 

 

長年、神戸で仕事をしてきましたが、

こんな魅力的な建物があることすら知らず、

まだまだ探せば面白い場所はたくさんあると実感。

 

 

 

 

渋滞でたまたま目に入り、

ふらっと寄っただけですが、

とても良い時間になりました。

 

 

 

 

皆さんも、買い物や散歩の途中に

旧居留地をゆっくり歩いてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

きっと、素敵な建物に出会えると思います。

 

 

 

 

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