BLOGブログ

2025.10.22オガスタの現場実況報告

晴れ間の下で迎えた上棟の日

 

 

 

― 手上げ上棟で進めた住宅密集地での家づくり ―

 

 

先週、進行中のA様邸の上棟作業を無事に執り行いました。
ここ最近はスッキリしない天気が続いていましたが、
この日だけはまるで天が味方してくれたかのように降水確率0%の快晴。

 

 

 

朝から澄んだ青空のもと、

節目となる一日を迎えることができました。

 

 

 

家づくりの仕事に携わって早二十数年に、
現場監督~スタートしたキャリアも、
営業、設計、アフターメンテナンス、工務店経営と、
日々学びながらより良い家づくりを実現するために奮闘中!!

 

 

ご興味のある方は過去ブログも
遡って読んでいただければ大変嬉しいです!!!

 

 

 

 

 

 

 

今回の計画地は住宅が密集した地域。
前面道路も狭く、

すぐ隣には既存の住宅が立ち並ぶ環境でした。
そのため、通常のように大型のレッカー車を使って材料を吊り上げることが難しく、
今回はあえて「手上げ」と呼ばれる昔ながらの方法で上棟を行いました。

 

 

 

 

■「手上げ上棟」とは

 

 

 

現在の住宅建築では、クレーンを使って
柱や梁、屋根材などの重量物を吊り上げるのが一般的です。

 

 

しかし、周囲に電線が張り巡らされていたり、
通路幅が狭いなどの理由でレッカーが設置できない場合は、
職人たちの手作業で構造材を運び上げる「手上げ」という方法を取ります。

 

 

 

この方法は体力だけでなく、
息の合ったチームワークと現場経験が求められる作業。

 

一つひとつの部材を人の手で丁寧に運び、
安全に、かつテンポよく組み上げていく様子はまさに職人技そのものです。

 

 

 

 

■現場の空気感

 

 

 

現場では、

いつもの大工さんたちが声を掛け合いながら
リズムよく柱を立て、梁をかけていきます。

 

 

手上げならではのスピード感と集中力。
ひとつの動きの無駄もなく、まるで舞台のような連携で
刻一刻と家の形が立ち上がっていく光景は、何度見ても感動的です。

 

 

 

お昼を過ぎるころには建物の骨格がすっかり整い、
夕方には屋根の雨仕舞い(防水処理)まで完了。

 

 

短い時間の中でここまで仕上げられるのは、
普段からチームとして積み重ねてきた信頼関係があってこそです。

 

 

 

この日は一日現場へ詰めて

大した作業は出来ませんが、

職人の妙技見学と設計した空間が実現出来ているか?

の確認作業を行いました!!

 

 

 

■お施主様へ

 

 

お施主様にとっても、基礎だけだった敷地に
一気に建物の輪郭が立ち上がるこの日を見て、
ようやく「わが家の実感」が湧いてくる瞬間かと思います。

 

 

工務店としても、この一日は毎回特別な想いがあります。

このたびは上棟おめでとうございます。

 

 

ここから内装・外装の仕上げに向けて、
ひとつひとつ丁寧に工事を進めてまいります。

 

 

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

一覧へ戻る

CONTACT資料請求・お問い合わせ

Facebook Instagram Twitter LINE Pinterest RoomClip