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2025.08.29家づくり計画|住宅性能を考える

LAN配線でつくる、ちょうどいい暮らしのインフラ

 

 

 

家を建てるときに

意外と見落とされがちなのが「通信インフラ」、

 

 

 

つまりLAN配線です。

 

近年はWi-Fiの普及によって無線化が進んでいますが、

それでも安定した通信を求める場面では有線LANの信頼性が際立ちます。

 

 

オーガニクスタジオ兵庫では、

お施主様の住宅におけるLAN配線として「カテゴリ5e(CAT5e)」のケーブルを採用しています。

 

 

 

 

「今どきもっと高性能なCAT6AやCAT7もあるのに、なぜ?」

 

 

今回は、その理由と背景について少し詳しくお話ししたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

家づくりの仕事に携わって早二十数年に、
現場監督~スタートしたキャリアも、
営業、設計、アフターメンテナンス、工務店経営と、
日々学びながらより良い家づくりを実現するために奮闘中!!

 

 

 

 

ご興味のある方は過去ブログも
遡って読んでいただければ大変嬉しいです!!!

 

 

 

 

家庭用なら「カテゴリ5e」で十分な性能

 

 

カテゴリ5eは、

最大通信速度1Gbps・帯域100MHzという性能を持った有線LANの規格です。

 

 

現在のインターネット回線(たとえば光回線)の一般的な速度は1Gbps前後であり、

CAT5eでもその性能をしっかり活かすことができます。

 

 

 

動画のストリーミング、

テレワークでのZoom会議、

大容量のデータのやり取りなど、

現代の家庭での使い方で困る場面はほとんどありません。

 

 

 

また、配線距離が一般住宅の規模であれば、

ノイズや速度低下の心配もほとんどないのが実情です。

 

 

 

 

 

高性能すぎるLANは宝の持ち腐れ?

 

 

確かに、CAT6A以上になると10Gbps対応など、

より高性能な通信が可能になります。

 

 

ですが、それに対応した機器(ルーターやスイッチングハブなど)や

インターネット契約プランも揃っていなければ、性能は発揮されません。

 

 

現時点では多くの家庭において、

1Gbpsの環境をどれだけ安定して保てるかの方が大切なのです。
その意味で、CAT5eはまさに「ちょうどいい性能」と言えます。

 

 

 

 

国産ケーブルの現実と安心感

 

 

 

もうひとつ、私たちがCAT5eを採用している理由として挙げたいのが「国産品質」です。

LANケーブルの市場では、

CAT6以上になると製造難易度が上がり、

国内では線材レベルから完全に国内生産されている製品は非常に少ないという現状があります。

 

 

 

一方、CAT5eは国内メーカー(古河電工・住友電工・フジクラなど)による製品が豊富で、品質管理が徹底されている信頼の置ける製品を選びやすいのです。

見えない場所に敷設されるケーブルだからこそ、信頼性の高いものを使いたい。
その想いから、私たちはあえてこのカテゴリを選んでいます。

 

 

 

 

見えない部分こそ、家づくりの本質

 

 

LAN配線のように、

家の完成後には目に見えなくなる部分にも、

私たちは誠実に向き合っています。
「高性能=最適」とは限らず、

「使い方に合った仕様」を丁寧に選ぶことが、

結果として暮らしやすさ・建築コスト・維持管理すべてのバランスにつながります。

 

 

 

 

 

これからの通信環境への備えとして

 

 

もちろん、将来的にインターネット回線が10Gbps主流になる日が来るかもしれません。
ただし、そのタイミングでは通信機器やWi-Fi規格も進化しており、

LAN配線をすべて更新しなくても対応可能なケースが多いと考えられます。

 

 

 

つまり、「今は今の最適解を選び、将来には将来の最適解で備える」。
それが、コストと快適さを両立する住まいづくりの基本ではないでしょうか。

 

 

 

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