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2025.07.20雑記|日々のブログ

「夏の土用」と「土用の丑の日」とは別物です!!

 

 

 

こんにちは、オーガニクスタジオ兵庫 代表の大島です。
今日はちょっと季節の話題を。

 

 

 

梅雨が明け、いよいよ本格的な夏を迎えるこの時期。
実は「夏の土用」は、建築業界でもひそかに意識される季節なんです。

 

 

 

「土用(どよう)」と聞くと、

多くの方は「土用の丑の日=うなぎを食べる日」を思い浮かべるのではないでしょうか。

 

 

もちろんそれも正解。

 

 

 

でも、実は「土用」とは、

年に4回ある季節の変わり目のこと。

 

 

 

特に“夏の土用”は、

「立秋の直前の約18日間」を指し、

今年(2025年)は 7月19日~8月6日ごろになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家づくりの仕事に携わって早二十数年に、
現場監督~スタートしたキャリアも、
営業、設計、アフターメンテナンス、工務店経営と、
日々学びながらより良い家づくりを実現するために奮闘中!!

 

 

 

ご興味のある方は過去ブログも
遡って読んでいただければ大変嬉しいです!!!

 

 

 

 

■建築と「夏の土用」

 

 

昔から、土用の期間には

「土を動かすこと=着工・地鎮祭」を避けるという考え方があります。

 

 

これは、土を司る神様「土公神(どこうしん)」が地中にいて、

土を掘ったりいじると祟りがある…という風習に由来しています。

 

 

特に地鎮祭や基礎工事など、“地面に関わること”は控えるのが良いとされており、

年配の方や地域によっては今も強く意識されることがあります。

 

 

 

個人的な見解では、

暑い夏に外仕事を避ける先人の知恵的な要素もある

言い伝えのようなものもあるのかと思いますが。。

 

 

 

 

■ただし、絶対NGというわけではありません

 

 

 

実務的には、

スケジュールの都合やお施主様のご希望に合わせて

柔軟に対応するのが現代の工務店のあり方。

 

 

最近では「間日(まび)」といって、

土用の期間でも作業OKとされる日もあり、

そういった日を選んで着工される方も多くなっています。

 

 

 

【参考:2025年 夏の土用の間日】
→ 7月20日・21日・24日・28日・8月1日・2日・6日 など

 

 

 

 

■「土用の丑の日」との違いは?

 

 

ちなみに「土用の丑の日」とは、

土用の期間中の「十二支で丑の日」にあたる日のこと。

 

 

夏バテ防止の意味でうなぎを食べる日ですね。

 

 

今年の土用の丑の日は 7月24日(木)と8月5日(火) の2回あります。

 

 

 

建築での着工NGとは関係なく、

むしろスタミナ補給して元気に現場に立ちたい日です!!!

 

 

 

 

■最後に

 

 

私たちは、単に工事を進めるだけでなく、

お客様の想い・気持ち・ご家族の縁起などにも寄り添いたいと思っています。

 

 

 

「縁起が気になる」「土用を避けてほしい」といったご希望があれば、

ぜひ遠慮なくご相談くださいね。

 

 

 

工事のタイミング一つとっても、

家づくりは奥深いもの。

 

 

これからも、そんな日本の家づくり文化も大切にしながら、

ひとつ一つ丁寧に向き合っていきたいと思っています。

 

 

 

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