先日、大阪で開催中の安藤忠雄展に行ってきました。
建築に携わる者として、
一度はその空間に身を置いておきたいと、
ずっと思っていた展示会です。
家づくりの仕事に携わって早二十数年に、
現場監督~スタートしたキャリアも、
営業、設計、アフターメンテナンス、工務店経営と、
日々学びながらより良い家づくりを実現するために奮闘中!!
ご興味のある方は過去ブログも
遡って読んでいただければ大変嬉しいです!!!
会期:2025年3月20日(木)〜7月21日(月・祝)
会場:グラングリーン大阪 うめきた公園 ノースパーク内「VS.(ヴイエス)」
開館時間:10:00〜18:00(入場は閉館30分前まで)/金・土・祝前日は20:00まで
休館日:毎週月曜日(祝日振替あり)
入場料(税込):一般1,800円、大学生1,500円、高校生1,000円、障がい者900円/中学生以下無料
まもなく終わってしまう展示会になっていまうすのでご興味のある方は、
早めに行ってみてはいかがでしょうか?
ご存知の方も多いかもしれませんが、
安藤忠雄さんは、独学で建築を学び、
世界的な評価を得てきた建築家。
そして何よりも私が感銘を受けているのは、
その圧倒的な行動力です。
海外の建築を学びたくて海外へ出る、
知識がなければ現地に飛び込む、
誰もやったことのないことに挑む。
そのどれもが、建築という分野を超えて
「人としてどう生きるか」
ということを考えさせられます。
やっている建築の考え方も違えば、
規模も大きく違いますが、
安藤さんの行動力は、
私たちが家づくりで大切にしている
無駄を省いて、本質を引き出す
という本質と重なります。
展示では、有名な「光の教会」の模型やスケッチ、
直島のプロジェクトに関する資料など、
圧倒される作品が数多く並んでいました。
どの作品にも共通して感じたのは、
「シンプルだけど、強い行動力と意思がある」ということ。
私たち工務店は、一軒一軒、丁寧に手間を惜しまず、
現場で試行錯誤しつつ造り上げていくことが仕事です。
派手ではないけれど、
暮らす人のために、誠実でありたいと思っています。
そんな中で、今回の展示は、自分たちの足元を見つめ直し、
また一歩前に進むきっかけを与えてくれました。
もしご興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。
建築に詳しくなくても、“生き方”として学ぶことがきっとあるはずです。