夏の暑さもひと段落なのか?秋らしい空になってきました。
朝夕も少し涼しくんなってきて過ごしやすくなってきました。
さて9月に入り弊社の男性社員のY君が1ヶ月の育児休業に入りました。
7月に待望の第一子誕生で満を持しての育休です。
私自身は子供が産まれた時、時代的にも会社的にも一般的でなく思いもしませんでしたが、今にして思えばその時にしか出来ないことで、妻にばかり負担を強いるのではなく夫も育児参加できるいい制度だと再認識いたしました。
今回は家の話まったく関係なく育児休業制度について調べたことについてにのお話です。
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一番気になるところとしては、「休業中の給与ってどうなるの?」ってところかと思います。
ここは結構手厚くフォローされているようです。
流石、国がつくっている制度といったところで、手厚い支援策があるようです。
①育児休業給付金:当初6ヶ月まで給与の67%程度が給付される。
②健康保険や厚生年金などの社会保険料についても免除される。
③給付金なので所得税もかからない。
④住民税は昨年度の収入によってかかってくるのでかかる。
上記の4手点を経済的なところからみたポイントになります。
給与からたくさん引かれている所得税や社会保険料がかかってこないということろが大きいですね。
大抵の人がその2つで給与の内の20~30%近く引かれていまので実質育児休業給付金が67%支給されてば経済的なダメージはほぼないと考えていいのではないでしょうか?
ただ、育児休業給付金については遅れて支給されるものらしいのでその間の支出は覚悟する必要がありそうです。
次にオガスタも含め技術関係や個人裁量が必要な職種の場合、休業期間中だけど急に仕事に出なければいけないというシーンも予測されます。
そういった急な場合については、出勤が認められるのか?どうか?とても気になるところです。
これに関しても、どうしようもない場合は出勤が認められるようです。
ただ計画的に予定されたものは、休業の意味合いと外れてしまいますので認められないとのことでした。
どうしようもない場合はお勤めの会社と相談してみましょう!
ひと昔前は、女性社員は出産と共に退社し子育てに専念といった時代もありました。
ただ、現代では共働きが当然で、会社にとってもまた一から人を育ててなると損失が大きく、すでに大手企業などでは積極的に育休を推奨している企業もあります。
そういった背景もあり男性での育休も最近ちらほらと聞くようになってきました。
制度としてはあっても、会社であったり、同僚たちの理解や協力なしではなかなか取得の難しい育休制度。
しかし、
今しか体験できない子供との時間であったり、
今大変な育児に参加できたり、
この子のため、この家族のために頑張ろうと再確認できる貴重な体験となるのではないでしょうか?
また、振り返ってみると私自身は社会人となってからまとまった休みというと、お盆正月を除けば結婚した時に一週間ほどとったのが最長です。
一旦仕事を離れるといった経験も自分自身を見直す機会としていいのではないでしょうか?
まだまだ認知度の低い育児休業制度ですが、一旦仕事を離れ新たな家族と過ごす時間は何事にも変えられない経験ですし、自身のことや家族のこと、仕事のことなどをを見直すいい機会になるかと思います。
残ったもので協力しつつ、育休がとれるようにサポート出来ればと思います。