先日も地域ブランド化事業の
グループのひとつである「はりま風土木の家」の説明会に参加してきました。
「地域ブランド化事業」とは、
昨年まで長期優良住宅の普及促進のために
実施された国の補助制度の後継として、今年度から始まった制度です。
昨年は一戸あたり120万円の補助金が交付されていました。
地域ブランド化事業については、
何度もブログで紹介してきましたが、
昨年までの国が一括して事業を統括する体制から→採択を受けたグループごとに補助金を管理する体制に変わりました。
当初、補助金の総額から、
兵庫県では4~5グループが採択される予想でしたので、
各グループ共に地域の特性を活かした独自性のある提案をして採択に望みました。
結果、兵庫県下では8グループが採択を受けるにいたりましたが、
各グループに配分される補助金には大きな差があり、グループによっては120万円の補助金を、
引き下げて対応するところも出てきています。
極端な例では、グループによっては、
補助金を受けるために特殊な金物工法を採用しなければならないところもあり、
補助金額以上に増額となってしまうこともあるようです。
オーガニックスタジオ兵庫も、
建築思想の近いグループを掛け持ちで所属する方針としておりました。
所属しているグループは、無事採択となりました。
採択を受けた各グループの説明会を、
一通り終えて、現在採用している仕様での、大きな追加はなさそうです。
その他で、住宅の履歴情報などを第三者機関で委託管理を行ったり、
登録、申請などで、費用を見込み必要はありそうです。
まとめとして、
■時間的に制約がある。(補助金事業ですので、今年度予算についてはH25.3月末には実績報告が必要でスケジュール的に非常に厳しい。)
■グループによって仕様、補助金額に違いがある。(オーガニックスタジオ兵庫所属のグループは120万円/戸のままのようです。)
■住宅履歴の登録、性能評価申請などグループによっては必要になる。(費用を見込む必要がある。)
さて最後に、
家の性能を補助金を利用にて上げることができますし、
金額のメリットもありますので積極的に利用していきたいです。