2015年度太陽光買取価格 住宅用33円(税込)産業用27円(税込)
経済産業省が先月24日に示した再エネ買取価格案です。
今後、3月中には正式決定される見込みです。
太陽光は、住宅用・産業用共に固定価格買取制度スタート以来、3年連続の引き下げとなってしまいました。
それだけ、すごい勢いで太陽光発電設備が普及しているということでしょうが、急激な買取価格の低下で普及の勢いをそぐとこにならないように祈ります。
2014年度の買取価格からすると、住宅用(出力10KW未満)は、現在の1KW当たり37円から33円に引き下げられます。
産業用(出力10KW以上)は現在の32円を4月に29円、7月には27円へと段階的に下げられる見込みです。
また、東京電力、関西電力、中部電力以外の電力会社管内の10 kW未満太陽光は、出力制御装置の設置が義務付けの対象となっており、そのため装置の設置コストを反映して負担増分を1kWhあたり2円上乗せされます。
今回、住宅用で昨年より買取価格が4円安くなります。
今後さらに、太陽光発電設備導入コストの動きと共に、買取価格を考慮した設備導入が重要になってきます。