5月末から始まった「福崎あかりノベーション」工事も開始から早3週間が経ちました!
今回は大幅に家の性能を耐震性や温熱性能をUP、
間取りを使い勝手のいいように変更、
そのタイトル通り家全体が明るくなり、住まい手も家であかるく暮らしてもらいたいという思いで計画されています。
今回もいつも設計でお世話になっている(株)グランデザイン一級建築士事務所の高宮さんとのコラボ物件となります。
「間取り」「耐震性」「耐久性」「温熱性能」「設備機器」など多方面から家に不足している性能を付加していくリノベーション工事になります。
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なんとか梅雨までに内バラシと減築部分の雨仕舞いまで進めることが出来ました。
あらわになった構造体をどのように改修し補強していくのか?
実際の木組みや構造を確認しながら進めていきます。
2階小屋にはかなり立派な丸太梁も出てきました。
どのように活かしていくか?進行打合せが楽しみですね。
リフォームのニーズして多いのが既存住宅の老朽化。
古くなった設備機器、老朽化してきた外壁など綺麗にする改修が一般的です。
内装など改修する場合でも表面上の仕上げを綺麗にする表面の改修がほとんどで
その家の「間取り」「耐震性」「温熱性能」といった根本的な性能を改修にはなかなか手がつけれません。
理由としては、今の暮らしが当たり前すぎることが原因です。
「家は寒くて当たり前」
「一軒家なんだから光熱費が高くて当たり前」
「間取りは今のままで当たり前」などなど
たくさんの当たり前が前提にあるために大幅にリノベーションすることは考えもつきません。
リフォーム業者としてもニーズがないことを勧めることもありませんし、それ以上のことを考えて提案もしません。
ですので表面上綺麗にみえる改修が一般的になり、本当の意味での家の根幹である「間取り」「耐震性」「温熱性能」などいった部分の改修はされることはほとんどありません。
人も表面上身に着ける服や靴を真新しいもので着飾っても、根本の身体に不調があればよろしくありません。
家にも同じことが言えますので人間ドックならぬ、家ドックも大切なのです!!
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さて、今回の「福崎あかりノベーション」工事では、昔ながらで使い勝手の悪くなってしまった間取りを大幅に改修します。
過去何度かのリフォームで無秩序に広がってしまった間取りを減築し、今そしてこれから必要な間取りに改修します。
その物件タイトル通り家全体が明るくなるような間取りに大改修。
平面だけではなく3Dで間取りを検討し、既存を活かしつつより良い住空間に生まれ変わります。
建物の基本性能の面でも構造補強や気密断熱工事のやり直りなど、
現代の住まいとして通用するものにつくりかえていきます。
リフォーム工事なので設計者、施工者、職人さんそしてお施主様皆で試行錯誤しつつ、より良い物していけるように進めていきたいと思います。
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