年も明けて2019がスタートしました。
今から遡ること10年前の2009年に制定された制度である「長期使用製品安全点検制度」を知っていますか?
この制度は、使用開始から10年前後で事故発生率が増加する「特定保守製品」について保守点検を義務付ける制度です。
瞬間湯沸器や石油給湯器など約9品目のものが指定されています。
「特定保守製品」とは下記の9品目となります。
・屋内式瞬間湯沸器 都市ガス
・屋内式瞬間湯沸器 LPガス
・屋内式ふろがま 都市ガス
・屋内式ふろがま LPガス
・屋内外式ふろがま 石油
・石油給湯器
・ビルトイン電気食器洗機
・FF式温風暖房機
・浴室用電気乾燥機
「ふろがま」や「瞬間湯沸器」などは最近の新築住宅ではあまり使われることが少なくなってきて、うちには関係ないは思われる方も多いかと思いますが、「電気食器洗機」や「浴室用電気乾燥機」などは設置されているお宅が多いのではないでしょうか?
制度が施行された2009以降に製造された「特定保守製品」には製造から10年経過する2019以降にエラー通知がされるように設定されています。
壊れた訳でもないのにエラー通知がされてしまいますので急がず慌てずに製造メーカーの窓口に連絡する必要があります。
費用も幾ばくかかかってくることになることですので、心づもりしておくことが大切です!
「特定保守製品」以外でも「あんしん点検」を推奨されています。
メーカーによっては「特定保守製品」以外の給湯器でも点検時期を知らせるためのエラー通知がされることがありますので通知された場合は、メーカーなどに問い合わせるのが良いでしょう!
2009年4月に施行された「長期使用製品安全点検制度」、
計画から10年経過する今年2019年4月以降、家の給湯器から見たことのないエラー表示がされたら、慌てずに点検等の手続きを進められることをお勧めいたします!