先週末に、木造建築現場に欠かせない接合金物ビスに特化した東日本パワーファスニング㈱さんが来社されました。

 

いろいろな用途別に特化したビスの研究開発をされているメーカーさんです。

 

 

現在進行中の現場で付加断熱を充填するために、
躯体より約9ｃｍ分を木軸にて持ち出す必要があり、その接合金物を検討中でした。

 

ビスのイメージでいうと、弱点は、｢折れやすい｣、｢木を割ってしまう｣、利点は、｢施工性がよい｣といったところでしょうか？

 

ビスよりも重要なところでは釘のほうを信用するというのが木造建築従事者の共通の認識となっています。

 

今回の物件では、躯体よりの持ち出しが９ｃｍもあり、さらに外壁がﾓﾙﾀﾙ塗りの湿式仕上ということもあり、かなりの重量が外壁にかかってきます。

 

そのため、より接合金物が重要となってきます。

 

今回のビスは、弱点を克服し構造強度的にも安心できる商品として開発されたものです。

 

 

外壁の仕様、重量にあわせて、ビスピッチ計算などもしていただけるようで依頼しました。今週にはその結果もあがってきますので接合金物として検討してみたいと思います。