住宅基本性能 2.メンテナンス性を考えた 外装仕上げについて
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02メンテナンス性を考えた
外装仕上げについて。
オーガニックスタジオでは、素材感を感じてもらえる家づくりを目指しています。
無垢の木材や塗壁などを色々な素材を組み合わせながら素材感、質感を感じられる生活をしていただければという思いがあります。
自然素材を使いますので、既製品と違い、特有の動きや経年変化などもありますが、
それとも、上手に付き合い、おおらかな生活を送ってほしいと考えます。
デザインは、時代を反映して流行があり、年月が経つと古ぼけて見えることがあります。
経年変化で深みを増していく自然素材を品よくつかうことで、シンプルでいて飽きのこない癒しの空間をつくり上げることができます。
屋根
ガルバリウム鋼板
ガルバリウム 鋼板とは、アルミと亜鉛で鉄を守ることにより生まれた耐久性に優れた鋼板です。 鉄板を基材としてアルミニウム、亜鉛、シリコンからなるメッキ層を持つ溶融アルミニウム-亜鉛合金メッキ鋼板を総じてガルバリウム 鋼板といいます。
建築コストと耐久性のバランスが非常によく、軽量のため建物負担が少なく、耐震性が向上します。
また、雨仕舞いがよく緩勾配で施工でき、デザイン性にも優れます。総合的に優れた屋根材と考え、オーガニックスタジオ兵庫では標準仕様としています。
コロニアル グラッサ
カラーベストは建築コストに優れ、重量は軽いが、従来耐候性に弱いとされていました。しかし、技術開発が進み、コロニアル グラッサは耐候性が陶器瓦とかわらないところまで進化しました。また、太陽光発電設置にも補強工事が必要ないとのことで二つ目の標準仕様としています。(建材HPリンク)
外壁
ガルバリウム鋼板
屋根の項にあるようにガルバリウム鋼板は耐久性が高く、デサイン性も優れる素材ですので標準仕様としています。
モルタル塗+リシン吹付
昔から一般的によく使われている仕上げです。従来は、欠点としてモルタルの割れがありました。軽減するためにファイバーネットの伏せ込みを標準仕様としました。飽きのこない不変の外装仕上げです。
杉板張り(兵庫県産材)
玄関廻りなどの一部ポイントで採用しています。無垢材で質感のよい、兵庫県産杉材を外壁仕上げとして部分的に採用しています。
欠点は、自然素材なので 定期的なメンテナンスが必要なことです。質感を保つために浸透性の塗料を塗りますので、繰り返し塗ることで、より無垢材を強くすることができます。