6つの特徴 5.デザインへのこだわりに とことんお応えします
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0505デザインへのこだわりに とことんお応えします。
我々は無垢の素材感が好きですが、ことさら健康住宅だと声高に言う気はさらさらありません。
木を使う理由は単純にその本物の「素材感」が好きだからです。
「その素材のもつ肌触り。」 「床の足触りの気持ちよさ。」 「なにげなく眺めた時、心が感じる優しくなる気持ち。」
木の家は精神的にやすらぎを与えてくれるものだと思います。

■大工さんの技術の詰まった複雑な階段。 インターホンや給湯器リモコンなども壁を凹まし てフラットに見えるように工夫。

■壁の仕上がりの質感を感じてもらえうる照明計画

■照明、木部、壁など調和のとれた心地よい吹抜け空間

■床と壁の巾木なども既製品を使わず木製造作とし、美しくシンプルに︕
無垢の木材や塗壁などの自然素材の素材感を活かしたデザインとするために、 細やかな納まり(ディテール)にこだわった家づくりをしています。
一目ではなかなかわからない自然に美しく見せるために、 この他にも数多くの工夫の詰まった家づくりをしています。
大工の匠の技術による「手作り家具」を提案
家の新築時、改修時に取り付けられる家具には既製ユニット家具と造作家具があることをご存じでしょうか?
既製ユニット家具は、元々複合フローリングなど張物の建材では、ユニット式の家具などの多くのラインナップで造られていました。
最近では、新建材だけでなく無垢材を使ったものでも既製品の家具が多く商品として出てきています。
既製品を使う最大のメリットとしては、工場による大量生産によって造作家具により安価に手に入るということです。 現場造作が必要なく工期も短縮することができます。
造作家具というのは、要望にあわせてオーダーでつくることです。
建物のテーストにあわせてつくることができ、ミリ単位で調整したり複雑な要望を取り入れることができます。 つくり込むことができる反面、コストが高騰することもありますのでより工夫しながら造ることが大切です。
日々の生活で、家具の使い勝手の良さはとても重要です。 家とセットで考えていくことで、その後の使い勝手を良くしていくことができます。
造作家具は建物全体のテーストにあわせて製作することができますし、既製品と違い組み合わせで使いたい既存家具、ケース、ゴミ箱など既製品にあわせて製作することができます。 造作家具をつくる2つの方法をご存じでしょうか? まず、ひとつ目の方法としては、専門の家具屋さんにつくってもらう方法です。 現場採寸後、工場で製作しますので、複雑なオーダーや工期短縮になります。
一貫して繊細にテーストをあわせてつくってもらえますが、コストは高くなります。 もう一つの方法は、大工さんにつくってもらう方法です。 現場加工でつくりますので、建物形状に合わせてガッチリと取付ますので既製家具のような倒壊の心配も少なく済みます。 コストを抑えながら思い通りの家具をつくることができますが、技術力の高い大工さんでしかお願いできない仕事で、それが故にこのやり方をしているところは少ないのではないでしょうか?
適材適所でこの2つの方法を組み合わせながら、「要望」、「コスト」、「仕様」のバランスをとりながら家具をつくっています。 造作家具によって、使い勝手はもちろんですが、家の雰囲気も格段に良くなります。 家と共に考えてみてはどうでしょうか?
デザイン性の高い建具を自在に使いこなす工夫
最近の住宅建築では、多くの既製品建具が使われるようになりました。 今建築されている住宅の8割、9割は既製建具で建築されているのではないでしょうか︖
大きな理由としては、 新建材を使った既製建具だけでなく、無垢材を使った既製品建具も多く出てき て選択の幅が広がっていることがあるのでしょう。
そんな中、オガスタ兵庫では、現在ほぼ9割以上造作建具で住宅を建築しています。 どちらにも、メリット、デメリットがあり簡単にまとめてみました。
造作建具の特徴
- 建具を、「建物の形状」、「必要な開口」、「必要な高さ」などにあわせられ、自由度が高い。
- 床、枠、建具など家全体の雰囲気にあわすことができる。
- 建具枠を加工したり、建具製作したりなど熟練工が不可欠。
- 枠など、現場加工されるため狂いなどを微調整する必要がある。
- 一品もので造作されるため、建具、枠加工などコストは高くなる。
既製建具の特徴
- 完成状態で搬入されるので大幅に工期短縮できる。
- 建具枠を加工したり、建具製作したりなど熟練工を必要としない。
- 工場で製作されるため、施工誤差が少なく、狂いが少ない。
- 大量生産されるため、商品のコストを抑えることができる。
- 最近では、無垢材を使ったラインナップなど多種多様に商品が増えている。
個人住宅では、建具の占める面積は大きく、建具の質感が与える影響は大きなものがあります。また、日々手で触るところですので住まい手に与える影響の大きい部材だと考えます。
我々は家の雰囲気にあわせてデザインし、職人の技で造ってもら う造作建具が一番良いという結論です。 大切なのは、家の雰囲気を損なうことなく、違和感なく調和することです︕
機能性を兼ね備えたセミオーダー建具の提案
既成建具というとシート貼りされているものが一般的でした。 しかし、その種類やラインナップも年々増え続けており本物の素材感でありながら性能も優れた商品もちらほら見られるようになってきて、セミオーダーに対応する商品も増えてきました。 既成木製建具とは、その大部分が薄いシート張りで仕上げられたものが一般的です。
シートの印刷技術の向上と共に一見本物か?と勘違いしてしまうほどのものもでてきているのですが、やはりシートはシートといったところで本物の突板や塗装建具と比較すると見劣りは否めません。 まだまだ数は少ないですが、デザイン性の高い本物の突板や塗装でしあげられたセミオーダーで製作できる建具も存在します。 セミオーダー建具を使う利点としては、造作建具と比較すると大量生産によるコストを抑えることができ、さらに機能性の高い商材を提案しやすいということがあります。 造作建具と共に、セミオーダー建具も利用しることで素材感と機能性の良いものをを、適材適所で「性能」「デザイン」「コスト」のバランスを見ながら提案できればと考えています。