03画期的なエコ冷暖房システム
オガスタ空調システム
最大の特徴としては、各メーカーの全館空調システム、床暖房のような特殊な設備を使うことなく、一般的な床置き型のエアコンを利用した工法になります。
暖房機器の種類は、それこそ多種多様にある。しかし冷房機器となると、実質的にはエアコンと扇風機などを用いることになる。エアコンの特徴は、冷房と暖房機能を兼ねられるので、設備コストが重複しないことにある。
しかも、「暖房」での光熱費の観点で考えると、エアコンは電気製品の中で間違いなくトップクラスですべての暖房器具の中でも上位に属する優れものである。
省エネの観点で見ればペレットストーブや薪ストーブに遠く及ばないが、手軽(無料・安価)に薪を入手できない限り、ランニングコストはエアコンよりも高くついてしまうことも考えられる。
次に「除湿」の観点である。日本では5月から9月にかけて強烈に湿度が高い時期が続く高温多湿な気候である。
猛暑の時期は冷房運転すれば事足りるが、問題は梅雨の時期である。
健康(主にカビ対策)および洗濯などの暮らしの面から、日本の家には除湿機能は欠かせない。
一般に購入できる機器でこれを求めると、専用の除湿機以外には、エアコンしかない。
しかもヒートポンプを使っているので、除湿効率はエアコンのほうが除湿専用機よりも優れている。
特殊な機器に傾倒するのではなく、地域特性にあわせて建物の性能を高め(高気密高断熱化)効率の良いエアコンを冷暖房で利用することで、小さなエネルギーで快適性を得ることができます。
- ・足元から家全体を暖めることができ、室内空間である床下をダクト空間として利用できる工法。
- ・通常のエアコンですのでその他暖房システムと比較すると初期費用が圧倒的に安くすみます。
- ・特殊な機械ではありませんので、故障時に代替が存在しないということがありません。交換時もエアコンの交換となり簡単です。
- ・無垢フローリングでも施工可能な工法で、高価な床暖房用のフローリングを選定する必要がありません。
- ・通常、各部屋に取り付けるべきエアコンを、床下エアコンの1台でまかないます。※暖房によるランニングコストが格段に安くすみます。
- ・エアコンは、冷房と暖房機能を兼ねられるので、設備コストが重複しないのも魅力的。
注意点としては、
確実な高気密高断熱な施工がなされている必要があります。
通常では、LDK用程度の容量のエアコン1台でまかないますので熱を逃がさい処理が不可欠です。
また、日中はエアコンのみに頼るのではなく太陽光を取り入れるパッシブな設計と併用することでより効果を高め、室内の温度差を最少でおさえることができます。
結果、暖かく、省エネに生活することができます。
数多くある暖房設備の中で、特殊な機器ではなく一番スタンダードであるエアコンを利用した床下暖房システムをおすすめします!