コロナウィルスの影響で、田舎に住みたい方が増えているのだとか。
田舎だと空気もいいし、自然を感じることができるし、きっと土地も安いだろうし
山と川に囲まれた、広々としたお庭のある一軒家を建てたい・・・
そう思われる方も多いのでは??
田舎に暮らすとなると、土地を探さないといけません。
しかし、「市街化区域」と「市街化調整区域」という地域が設けられているのを
ご存知でしょうか??
その字の通りなのですが、「市街化区域」は市街化を促進している地域。
「市街化調整区域」は、無秩序な市街化を防止するために設けられたもので、
簡単に言うと田んぼや山など田舎のままにして、土地利用の混乱を防ぐ
目的で設けられました。
と、いうことはこの地域には家を建てられない可能性が・・・?!
市街化調整を厳しく行ったことで、人口が減り
地域の農業や産業が衰退してきている現状もあり
「地縁者住宅地域」というものが定められている地域があります。
地縁者というのが、その土地の自治会周辺に10年以上
居住していた人のこと。
地縁者の方は、市街化調整区域でも制限を緩和して
建築することができる制度があります。
幼少時代に過ごした田舎に帰って、新築したい!という方は、
対象になるかも??
兵庫県でも地域が決められていますので、ご検討中の方は
参考にしてくださいね。
リーフレット
兵庫県HP
https://web.pref.hyogo.lg.jp/ks29/tokubetsushiteikuiki.html
どこの土地でも、だれでも新築が建てられると思っていた
と、マイホーム計画をはじめたばかりの友人が
昔、話していたことを思い出しました。
確かに、よーく街を見ていると、家が密集している地域と
まばらな地域がありますね。
家を建てるって調べることも多いし、知らないことも
たくさんあって、本当に奥深いですね。