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2020.10.07 日常

家が寒い・・・ヒートショックを防ごう!

おはようございます。

今日、朝布団から出るのがちょっと嫌なくらい寒くなりましたね。

 

お家に携わっている仕事をしているにも関わらず

恥ずかしながら私の家は日本家屋の昔ながらの造りなので

隙間風スースーなお家なんです・・・

私のように「冬寒いのが辛い・・・」と

思っていらっしゃる方も多いはず。

 

「ヒートショック」という言葉を聞かれたことはありますか??

冬場にお風呂場やトイレで倒れたというニュースが報道されますよね。

北側の日にあたらない場所に配置されることの多い洗面所やトイレでは

リビングに比べて滞在時間が少ないため

暖房器具を置いていない方が多いのが現実です。

 

リビングから洗面・浴室・トイレへと移動すると

室内の気温が低くなっていて、血管が縮んで血圧が上がります。

お風呂だと湯舟に入ると暖かくなって血圧が下がり

お風呂から出るとまた血管が縮んでしまいます。

 

この血圧の急激な変化によって心臓に負担をかけ

心筋梗塞や脳卒中につながって、倒れてしまいます。

これを「ヒートショック」といいます。

 

近畿大学建築学部 岩前篤教授の資料によると

夜、布団からトイレに行くまでの温度差は

20度以上になることがあるそうです。

 

布団の中  28~33度

寝室    10度

廊下    8度

トイレ   8度

 

ヒートショックが起こるのも分かりますね。

 

 

このヒートショックを防ぐにはどうしたらいいのでしょうか??

今すぐできる対処として

・暖房器具を置く

・洗面室の床にマットをひいておく。

・浴槽にお湯を張ったら、ふたを開けて浴室全体をあたためておく。

・トイレの暖房便座を使用する。

・湯舟の温度はやや低めにして、温度差を避ける。

 

お家の断熱性を高めることでお家全体が外からの気温の

影響を受けにくくなるので、お部屋ごとの温度差も少なくなります。

ヒートショックを防ぐためには、これからお家を建てられる方は

「高気密・高断熱」のお家をおすすめします。

 

また、私の家のようにスースーのお家だと暖房をつけても

隙間から熱が逃げていきますが、高気密・高断熱のお家だと

暖房の効きも良くなります。

と、いうことは光熱費も安くなるということですね。

 

冬場の冷えは、冷え性の女性にとっても辛いですし

体調を崩しやすくなる原因になります。

 

お家の断熱・気密を良くして、家族みんなが健康で快適に

過ごせるようなお家づくりのお手伝いができればと思います。

 

断熱・気密について知ることができる見学会を

10月17日(土)姫路市にて開催予定です。

完成とは違った「構造」が見えている状態の見学会です。

時間予約制なので、ちょっと気になるな~という方は

こちらからどうぞ♪

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