こんにちは。
もうすぐ1月17日ですね。
あれから26年。
地震のことを知らない方も多くなってきました。
私も当時は小さかったので、はっきりと覚えていませんが
寝ていると朝方にすごく大きな衝撃があったことは
今でも覚えています。
この時期になると、災害について考え直さなきゃな~とか
防災用品の中身のチェックをしないとな
と思い出させてくれるきっかけになっている方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
また、お家づくりにおいても「耐震性」を重視したい方も
多くなってきているように思います。
お家づくりを始められると
「耐震性」という言葉はよく目にしたり聞いたりすると思いますが
地震対策に
「耐震」「免震」「制震」があるのをご存知でしょうか??
字の通り「耐える」構造にする対策です。
家が揺れに耐えられるようにする方法ですが
例えば、柱や梁などの構造の骨組みを太くしたり
耐力壁を増やしたりすることが「耐震」です。
お家が倒壊しないようにするためのもので
法律上、一定の強度が義務付けられています。
家に設置された「制震装置」が揺れを吸収してくれる方法です。
「制震ダンパー」と呼ばれるものが多いと思いますが
車でいうと衝撃を吸収してくれる「サスペンション」にあたる
装置です。
この装置が地震の揺れを吸収してくれるので
建物に揺れのエネルギーが伝わりにくくなり
倒壊や損傷を軽減してくれるものです。
「免震」に比べると安価なため、多くの会社で採用されています。
建物と地盤と間に免震装置を設置して
建物と地盤を切り離して建てることで揺れを伝えない方法です。
制震よりも揺れが伝わりにくいため、家の倒壊はもちろん
家具の転倒などの災害も防ぐことができます。
ただし、制震よりも高価でメンテナンスも必要になります。
地震だけでなく、津波や河川の氾濫、土砂崩れなど
自然災害は様々です。
お住いの地域のハザードマップをしっかりチェックして
お家づくりの参考にしてくださいね。