BLOGブログ

2016.09.20家づくり計画|住宅性能を考える

Low-Eガラスの用途によって使いこなす方法。

 

ガラス構成によって違う効果!

 

窓のガラス面への熱の伝わり方を調整してくれるLow-Eガラス。
ガラスの構成によって特殊金属膜の位置を変え効果の違う複層ガラス、断熱タイプと遮熱タイプをつくることができます!

 

無料のエネルギーをコントロールする、日射遮蔽と日射取得!

 

高性能住宅だからこそ夏の日射遮蔽、冬の日射取得をしっかりと行うことが省エネに快適に暮らすためには不可欠です!
窓のガラス面は熱が伝わりやすいので、夏の日射遮蔽は、窓の外側に庇やよしず、シェードなどを使って太陽光が直接ガラス面に当たらないようにすます。
逆に冬の日射取得は、太陽光の熱をガラス面によって室内に採り込むことによって室内を暖め、太陽が沈むとガラス面に断熱ブラインドなどを下ろして室内の熱がガラス面を伝わって外部に逃げないように断熱するというのが快適な太陽との付き合い方です。
効果の高い方法として、日射遮蔽は外で、室内の熱を保つためには内側で行うことが最良の方法!

 

大きな窓

 

遮熱ガラスと断熱ガラスの違い。

 

Low-Eガラスにも同じことが言えて、用途にあわせて「遮熱タイプ」と「断熱タイプ」という2つの種類があります。
Low-Eガラスだから省エネということではなく用途、窓によって使い分けていくことでより高い効果を得ることができます。

 

遮熱ガラス
YKKapHPより【遮熱ガラス】

 

「遮熱タイプ」
室外側ガラスの空気層側に特殊金属膜をコーティングしてあり、より夏の太陽光をシャットダウンしてくれるガラス構成になっているものを言います。
強い日差しを軽減したいところの窓に適したガラスと言えるでしょう!

 

断熱ガラス
YKKapHPより【断熱ガラス】

 

「断熱タイプ」
室内側ガラスの空気層側にコーティングされた特殊金属膜が、太陽熱を通過させながらも室内の熱を鏡のように反射し室内の夏を逃がしにくくするガラス構成になっています。

 

冬の日射取得を考えた場合は「断熱タイプ」。
夏の日射遮蔽を考えた場合は「遮熱タイプ」。
見ただけでは違いのわかっらないガラス構成、
でも、家の立地、形状、方位にによってガラスを使い分けていくことによってより理想に近い快適な住環境を実現することができるのです!

 

一覧へ戻る

CONTACT資料請求・お問い合わせ

Facebook Instagram Twitter LINE Pinterest RoomClip