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2015.09.30家づくり計画|住宅性能を考える

木造住宅の防音性能をあげる方法!

先日完成してお引渡しした明石市「太陽に素直な家」では、窓にYKKapのAPW430を使用しました。
AWP430とは、日本国内では最高峰の性能をもつ樹脂サッシ+トリプルガラス仕様の窓のことです。
断熱性能あっての採用だったんですが、建物の裏を走っている幹線道路からの騒音の大部分を遮断できていてその遮音性の高さに驚かされました。

窓
木造住宅は、鉄筋コンクリート造などと比較すると防音性能が低いと言われています。
その大きな理由は、遮音性能は壁の重量に比例するので、重量のある鉄筋コンクリート造のほうが自ずと効果が高いからです。

木造住宅で防音性能をあげるには、
・壁の内部に吸音性能の高い断熱材を厚み、気密をとって施工する。
・外壁の仕上を遮音性能の高い、重量のあるモルタル仕上などにする。
・開口部(窓ガラス)に遮音性能の高いものを使う。もしくは内窓で対応する。 など

 

つまり、高気密高断熱化することで、外部からの騒音に対しての防音性能をあげることができます。

 

ただ、外部からの音を遮断できる代わりに、内部の音は伝わりやすくなります。
内部で発生した音が、外に逃げないために、2階の部屋の音も1階に筒抜けということにもなります。
緩和する対策は色々ととっているのですが、すき間だらけの家と比較とすと内部の音が伝わりやすくなってしまいます。

また、家の内部に防音室をつくる場合などには、遮音性能、吸音性能のあるもので部屋を囲い音の伝わりを緩和するということでの対応になります。

 

また、住みながらできる対策としては、吸音性の高いものを部屋に置くことで対策になります。
例えば、クッションや、書籍など吸音材の代わりになるものを部屋に置いてみるのも良いのかもしれません。

 

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