家づくりの相談をしていると、
「UA値はいくつですか?」
「断熱等級はいくつになりますか?」
といった質問をよくいただきます。
ですが私たちは、数値だけで家の快適さが決まるわけではないと考えています。
家づくりの仕事に携わって早二十数年に、
現場監督~スタートしたキャリアも、
営業、設計、アフターメンテナンス、工務店経営と、
日々学びながらより良い家づくりを実現するために奮闘中!!
ご興味のある方は過去ブログも
遡って読んでいただければ大変嬉しいです!!!

同じ断熱性能の数値でも、
実際に住んでみると
「冬は思ったより寒い」
「夏はエアコンが効きにくい」
と感じる家があるのも事実です。
その違いは、つくり方にあります。
高性能な断熱材や窓を使っても、
設計や施工が雑であれば、
本来の性能は発揮されません。
同じ材料を使っても、
つくる人の考え方や技術で
仕上がりは大きく変わります。
「高性能な材料を使っている」だけでなく、
その性能をきちんと出し切る設計・施工ができているかが重要です。
日本は、夏は蒸し暑く、冬は寒暖差のある
高温多湿な気候です。
断熱や気密性能を高めるほど、
実は「湿気」の扱いがとても重要になります。
特に注意したいのが、
内部結露が起きると、
カビの発生や木材の劣化につながり、
家の耐久性や構造に悪影響を与える可能性があります。
せっかく耐震性能を高め、
良い材料を使っても、
湿気対策が弱いと長持ちしない家になってしまいます。
カタログに
「C値0.5」などと書かれていても、
実際の現場で気密測定をしていないケースも少なくありません。
気密性能は、
建物の形や施工の精度によって大きく変わるため、
測ってみないと分からない性能です。
だからこそ、
「気密測定を実施しているか」
「結果をきちんと確認しているか」
ここは、工務店やハウスメーカー選びの
大きな判断ポイントになります。
これから家づくりをされる方には、
ぜひ次の3つを確認してほしいと思います。
1つ目は、
完成したら見えなくなる部分を、きちんと説明してくれるか。
2つ目は、
断熱や気密について、
継続的に学び、改善を続けている会社かどうか。
3つ目は、
気密測定を実際に行い、見学や結果確認ができるか。
この3つを確認するだけでも、
家づくりの失敗は大きく減らせるはずです。
断熱性能の数値は大切です。
でも、数値だけに安心せず、
設計・施工・湿気対策・気密測定まで含めて考えることで、
住んでからの快適さと、
家の耐久性は大きく変わります。