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2026.03.09家づくり計画|住宅メンテナンス・お手入れ方法

浴室の手摺は「安心」と「掃除性」のバランス

 

 

 

浴室の手摺(てすり)は、

将来を見据えるとつけておいて良かった設備の代表格です。

 

 

とくに在来浴室やタイル床など滑りやすい仕様の場合、

転倒防止という意味では大きな安心材料になります。

 

 

 

ただ一方で、設計者として感じるのは
「つけすぎ問題」です。

 

 

 

家づくりの仕事に携わって早二十数年に、
現場監督~スタートしたキャリアも、
営業、設計、アフターメンテナンス、工務店経営と、
日々学びながらより良い家づくりを実現するために奮闘中!!

 

 

ご興味のある方は過去ブログも
遡って読んでいただければ大変嬉しいです!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

■ 手摺は安心だけど、増やすと掃除が増える

 

 

 

浴室は湿気がこもりやすく、

水垢やカビとの戦いの場。

 

 

手摺を増やせば増やすほど、

当然ですが掃除箇所は増えます。

 

 

・壁との取り合い部分

 

・ブラケットの裏側

 

・L字部分のコーナー

 

 

日々のお手入れを考えると、必要最小限がベスト。

最近ではお風呂につくアクセサリーは最小限にすることが増えてきています。

 

「とりあえず多めに」は、

暮らし始めてから後悔するケースもあります。

 

 

 

 

 

■ 後付けは下地が命

 

 

 

新築時にあまり考えず

「将来つければいい」と思っていると、

意外な落とし穴があります。

 

 

 

浴室の壁は、

パネルや石膏ボードの裏に構造用合板などの下地が入っていないと固定できません。

 

 

下地の位置によっては、

 

 

・希望の高さに設置できない

 

・横型が難しく縦型のみになる

 

・デザイン性の高い製品が選べない

 

 

といった制約が出ることもあります。

 

 

 

特にユニットバスでは、

メーカー指定位置以外は制限がある場合もあるため、

設計段階での想定が重要です。

 

 

 

 

■ では、どう考えるべきか?

 

 

 

私がよくお伝えするのは、

今すぐ必要かどうか

将来どの位置が使いやすいか

下地だけは仕込んでおくか

この3点です。

 

 

 

若いご夫婦であれば、

「今は不要だが、下地だけ入れておく」という選択も賢い判断。
将来必要になった時、選択肢が広がります。

 

 

 

 

■ 手摺は安心の保険

 

 

 

家づくりは、今の暮らしだけでなく、

10年後・20年後も見据えること。

 

 

ただし、安心を求めすぎて暮らしにくくなるのは本末転倒です。

 

 

 

掃除性・デザイン性・将来性。
このバランスをどうとるかが、

大切だと感じています。

 

 

 

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