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2012.06.06オガスタの建築思想

パッシブデザインのすすめ。

「パッシブデザイン」とは、
地域の気候や敷地の魅力・メリットを最大限生かして、
太陽や風などの自然エネルギーを活用することで、快適で省エネな暮らしを実現する技術です。

具体的には、

  • 躯体の性能を高めることで省エネ、快適性を実現します。
  • 設計上の工夫で地域の気候や敷地のメリットを生かし、デメリットを軽減します。
  • 集熱・蓄熱・通風の技術で太陽光、太陽熱、風などの自然エネルギーを取り込み利用します。

ハウスメーカーやローコストビルダーは、
そこそこの省エネ性能の住宅に太陽光発電を載せ高効率給湯器を設置することで、
ゼロ光熱費を実現するという機器に依存するエコハウス路線を強化する傾向にあるようです。

今後、
蓄電池や「HEMS」(エネルギー設備や家電を一括制御するシステム)などの導入により、
より加速していくことが予想されています。

「パッシブデザイン」は人工的な手段のみに依存せず、
設計上の工夫によって快適な住空間を創るもので、
設備ありきのエコ住宅とはスタートが異なるものです。

設計上の工夫によって、
地域にあった太陽や風など自然のエネルギーを活用することを考え、
そのために、住宅の性能である気密性断熱性を高め。
その上で、高効率機器と組み合わせることで省エネな快適な暮らしが実現できます。

設備頼りのエコハウスではなく、
オーガニックスタジオ兵庫では
「パッシブデザイン」の手法や住宅の気密性断熱性を十分検討した上で、
不足を高効率機器で補う家づくりを実現していきたい。

地域にあった地産地消のエコ住宅を
提案出来るように精進してまいります。

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