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2012.06.05オガスタの建築思想 家づくり計画|住宅性能を考える

平屋という選択。

日本の家の真髄は平屋であり、日本人は潜在的に平屋の家に憧れをもっているのではないでしょうか。

平屋を建てるには、広い土地が必要で、土地の高い街中では建てづらく、建築費も総2階の建物と比べると屋根、基礎等の面積が増え、割高となります。

しかし、根強い人気の理由として、すべての部屋が地面に近く、庭の風景や季節のうつろいを暮らしに取りこみやすく、自然と親しむ心地よい暮らしが楽しめたり、

家全体がワンフロアーの感覚なので、家族の気配が伝わりやすく、どこにいても家全体の様子が感じられるという利点があります。

そして、最大の利点としては、上下階の移動がないということです。特に主婦にとっては、洗濯物の出し入れや、掃除の際の上下階の移動がなくなるという喜びは、誰もが口にする平屋選択の要素です。

平屋建築の計画で重視したいのが、気密性、断熱性です。

平屋の場合、敷地の制約を受けやすく、家自体が小さく計画されます。そして、少しでも気持ちのよい空間とするために、勾配天井とし、大きな開口部をとります。そのことにより部屋全体の気積が大きくなり、気密・断熱性能はより重要になります。

平屋を選択する方で、幼いころから平屋で育ったからという理由をいわれたことがあります。平屋にはそれだけの魅力があります。

敷地の広さ、部屋数、予算の条件が許すのであれば平屋も選択肢の一つではないでしょうか。

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