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2013.06.28家づくり計画|住宅の見積書・資金計画について考える

住宅見積の見方について その②

前回に引き続きあと2種類の見積方法について紹介したいと思います。

 

チェック

 

まず、2つ目の方法として
主に中小工務店が採用する「積上げ方式」により見積を行なう方法です。
もとっも現実にあった一般的な見積方法だと言えます。
建材1本1本、各所面積を1㎡1㎡積上げて見積書を作成します。

 

家の建築は、
各工事の専門業者が少なくても十数社以上が下請に入って工事を完成させます。
各業者から提示された何十項目にもなる見積をまとめ上げて、全体として数百項目になる見積ができあがります。

 

しかしながら、「使用する資材の種類」、「用いられる工法」などの金額について素人目による判断は難しいものとなります。

 

ローコストを売りにしている住宅会社などでは、坪単価 ○○万円といった表現で一見安く見える坪単価を宣伝してます。
でもその多くは、表の一番上の「標準本体工事費」だけで、そのほかの項目は含まれていない場合がほとんどです。

 

それ以外に必要となる費用が沢山ありますので、表面的な坪単価に惑わされないように判断する必要があります。

 

オーガニックスタジオ兵庫は「積上げ方式」での見積を採用しております。
さらに、価格は建物本体だけではなく「建築総額の提示」です。
つまりは、予想される外構工事、製作家具などを含んだ建築総額を提示いたします。

 

最後の3つ目の見積方式が、いまだに見積とも言えない「ドンブリ勘定」をしている工務店もあります。
良く言えば経験予測を元にした価格提示と言えなくもありませんが…。
建築のプラン、内容も流動的で、最悪な場合予算が足りなくなり、追加請求されてトラブルになる場合もあります。

 

以上、3つの見積方式を紹介しましたが、
「どこまでの範囲で」、「どういった内容で」、「どんなプランで」あるのかハッキリさせておくことが重要となります。

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