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2016.06.27オガスタの活動|視察

APWフォーラム(大阪)in2016

 

日本の窓の性能は後進国。

 

窓メーカーの最大手YKKAP(株)が開催する樹脂窓の普及を促進するためのフォーラム「APWフォーラム」に会社皆で参加してきました。
今回は全国50カ所で開催される一大窓の祭典です。
毎回高性能サッシの展示や、趣向を凝らしたセミナー、業界のトップランナーを招いた講演を行っています。
今回は、社団法人パッシブハウス・ジャパンの代表理事「森みわ」さんを招いての講演です。
注目度も高く今回は会場に500人あまりの建築関係者が関西一円から結集していたようです。

 

住宅性能についての先進国のドイツ・アイルランドなどで経験を積んできた方だけあってどんな話を聞けるのか楽しみにしていました。
今回は、海外での経験から現状の動向などを中心に、今現在携わっているプロジェクトの話など多岐に渡りました。
「住宅性能」を当然のこととして確保しながら「デザイン性」の高い建物を建築していきたいという森さんの強い意志を感じられる内容で好感を持てる内容でした。

 

APWフォーラム

 

窓の性能を高めることこそが家を高性能化する近道

 

建築の中で窓はとても重要なファクターで、建物を高性能化を手助けしてくれます。
我々オーガニックスタジオ兵庫は、標準が樹脂窓採用で、一部木製窓を織り交ぜていくような仕様で設定しています。
しかし、YKKAP(株)さん調べでは一般的な普及率はまだまだ伸びておらず、樹脂窓率を30%程度まで上げていくことが当面の目標ということでした。
こういった機会がきっかけになって建築関係者の意識が変わり、性能的に弱点となるアルミ枠から樹脂、木製へと変換されていくことを願いたいと思います。

 

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